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つぶや記
等身大の田中絹代カレンダー

  ペルーは、南アメリカ太平洋岸中部の共和国。ブラジルより9年早い1899年(明治32年)から移民を受け入れ、日本人も多くペルーに渡りました。現在6万人が暮らしているといわれます。
  先日、戦前ペルーに住んでいたという老婦人から電話をいただきました。田中絹代の『愛染かつら』に、ペルーの日本人も熱狂したので、なつかしい思い出だが、特に忘れられないのは、田中絹代のカレンダー、それも等身大の大きなものだったそうです。 
  どのような経緯でそれが作ら
れたのかは分かりませんが、遠い祖国への郷愁がそのようなかたちとなってあらわれたのでしょう。
田中絹代ぶんか館のエレベーターを2階で降りたら、等身大の和服の絹代さんが出迎えてくれます。ペルーの田中絹代カレンダーの壮観を味わうことができます。現物が遺っていたら復元したいものだと思っています。お持ちの方あれば、ご一報を。 
(古川 薫)

 

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下関市近代先人顕彰館 田中絹代ぶんか館

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