☆所蔵品展『田中絹代、女優デビュー100年』
田中絹代が映画女優を目指したきっかけは、栗島すみ子主演の『虞美人草』に魅了されてしまったからだと、後年述懐しています。憧れを胸に松竹の京都下加茂撮影所の門をくぐったのは、大正13年(1924)のこと。絹代14歳の夏でした。絹代はその後、それまでの概念や枠組みを広げていく、大女優へと成長していきます。
前半(1月~6月)は絹代の遺品から『愛染かつら』までの台本を、後半(6月~12月)は『浪速女』から国際的にも評価されてきた代表作を中心に公開。多くの台本が初公開資料です。
「映画と結婚しました」と公言していた田中絹代の、作品の一端を紹介します。
開催期間 :前期 令和6年1月 5日(金)~ 6月24日(月)
後期 令和6年6月27日(木)~12月28日(土)
開館時間 :9:00~17:00(入館は16:30まで)
観覧料 : 無料
場 所 :下関市立近代先人顕彰館2階 田中絹代記念館
TEL 083-250-7666
FAX 083-231-0469