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つぶや記 260
   後輩あっぱれホームラン王

   戦前のことですが下関生まれのオペラ歌手・藤原義江は東京在住の少年時代、早稲田実業在学中、野球部で活躍したことを自慢にしていました。内野手ファーストでした。自慢はしていましたが、名を残すほどの活躍ではなかったようです。
   それにくらべれば後輩の清宮幸太郎選手は、義江と同じ早実野球部の内野手ながら高校通算本塁打100本を放って天下に名をあげました。神港学園山本大貴選手の107本にせまる勢いです。藤原義江も後輩の快挙に大喜びしていることでしょう。
   最近、将棋の世界に異能の高校生どころか中学生が出現、世の中を驚かせています。藤井聡太4段の27連勝です。あとは人工頭脳との勝負がみたいものですね。
   才知の特にすぐれた少年のことを麒麟児というのですが、どうも少年にかぎられるのはなぜでしょうか。中国では聖人の出る前に現れる想像上の動物が麒麟ですが、「麒」がオス、「麟」がメスだそうです。異能の少年少女いでよ、ですね。
                                                                                (古川 薫)

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