名誉館長のつぶや記

名誉館長のつぶや記3 NHKラジオ深夜便

つぶや記
NHKラジオ深夜便

  3月17日、横浜のニッサン新ビルのホールで「日本近代史に残した久原・鮎川の足跡」と題して講演しました。拙著『惑星が行く』(日経BP社)で書いた山口県出身の久原房之助と鮎川義介について話せとの注文に応じたものです。ヨコハマの夜景を見てきました。
  上京の機会にということで、NHKラジオ深夜便に出演、19日午前1時10分から午前2時まで田中絹代についてしゃべりました。
  夜には強いはずでしたが、なにしろ全国数百万の人が耳を澄ましているというラジオ深夜便です。緊張してしまい、そのうえ少し風邪気味で、のどが嗄れ、聞き苦しい声になったのではないかと気になりました。迎康子アナウンサーにいたわられながら、絹代さんの生い立ちからトップスター、また監督としての活躍。さらに主題歌『花も嵐も』なども挿入する盛沢山の50分間でした。田中絹代ぶんか館についても、しっかり宣伝してきましたよ。                                                                                                                 (古川 薫)