☆秋季所蔵品展「豊田行二」
豊田行二は昭和11年5月11日、下関市丸山町に生まれました。県立下関西高等学校から早稲田大学に進み、経済学修士課程を修了後、昭和36年4月に帰郷、防長新聞社記者を経て国会議員私設秘書となり政界進出を志します。しかし、健康面での不安や郷土で活躍する古川薫らの影響もあり、作家を目指すようになりました。
昭和43年「示談書」でオール讀物新人賞を受賞、同時に第59回直木賞候補となり文壇にデビュー。翌年単身上京し、文筆に専念するようになります。以後、政治小説、推理小説、官能小説など各分野で多彩な筆をふるいますが、体調不良のため、平成4年に帰郷。平成8年60歳で亡くなりました。
今回は450冊にも及ぶ著作の中から、主に政治を舞台にした小説を紹介します。
開催期間 :平成30年10月10日(水)~12月27日(木)
開館時間 :9:30~17:00(入館は16:30まで)
観覧料 : 無料
場 所 :下関市立近代先人顕彰館1階 ふるさと文学館
TEL 083-250-7666
FAX 083-231-0469
★展示の様子


