◆下関、文学の潮流展
田中絹代ぶんか館 1階ふるさと文学館では、平成23年4月12日(火)~
7月18日(月・祝)の会期で、「下関、文学の潮流展」を開催します。
吉田常夏による『燭台』擡頭の後、文学の火は志のある人々により受け継がれていき、数々の同人誌が編集・出版されました。その多くは経済的理由を主として、3号程度で廃刊となることも多かったのですが、下関の文学史を語る上で、それらの存在は無視できません。
現在も活躍している直木賞作家・古川薫氏が主宰のものや、小島信夫文学賞受賞の印内美和子氏が綴っていた同人誌などを取り上げ、現在につながる下関文壇の流れを紹介します。