◆夏季所蔵品展「絹代の琴と三味線」
絹代の遺品の中から琴と三味線を展示するにあたり、絹代の演技開眼に繋がった映画作品『春琴抄 お琴と佐助』(昭和10年/松竹蒲田)を紹介します。
『春琴抄 お琴と佐助』で盲目の琴の師匠役を演じる絹代は、撮影前に島津保次郎監督から琴の稽古を命じられます。稽古を担当した山田流筝曲の今井慶松師匠が、映画の主人公と同じ盲目の人であったため、島津監督は今井師匠の所作から絹代の演技を導き出そうとしました。
開催期間 :平成29年6月6日(火)~平成29年9月3日(日)
開館時間 :9:30~17:00(入館は16:30まで)
観覧料 : 一般:200円 小・中学生:100円
※未就学児及び70歳以上の方、身体障害者手帳などをお持ちの方は無料。
下関市・北九州市在住の65歳以上の方は無料。
場 所 :下関市立近代先人顕彰館2階 田中絹代記念館
TEL 083-250-7666
FAX 083-231-0469
◇展示の様子

