◆ 倉本 聰さんご夫妻が田中絹代ぶんか館にいらっしゃいました。
新作舞台「歸國(きこく)」長門市・周南市の山口公演にあわせて、倉本ご夫妻が
下関を訪れ、かつて親交のあった田中絹代を偲んで来館されました。
◆ 2階の田中絹代記念館を古川薫名誉館長の案内で懐かしそうに絹代の遺品に見いる倉本さん
◆ 記者会見に臨む倉本さん
◆新作舞台「歸國(きこく)」の詳細と宣伝につづき、絹代さんとの関わりを話されました。絹代さんとは「りんりんと」、「幻の町」、「前略おふくろ様」などでご一緒した。
最初は雲の上の人だとおもっていたので緊張していた。監督までなさった方だから、当時のスター的な役作りと同じかと思っていたが、実際には近代的なアメリカの女優さんがされるような役作りだった・・・等。
当時の思い出話や印象を語る傍ら、ぶんか館は、古い建物をきちんと文化財として保存され活用しており、地域に定着した作家の古川先生が名誉館長となり、
古い時代の香りのある建物をこういう形で使われているのはなかなかないことで、
とてもすばらしい。北海道でもモデルにすべきとの感想を述べておられました。
会見後、倉本ご夫妻は、長門市に向け田中絹代ぶんか館を後にされました。