西尾其桃没後80年/毛利碧堂生誕120周年
「下関が生んだ俳人・歌人」展
開催期間 平成23年1月5日(水)から平成23年4月10日(日)まで
開館時間 9:30~17:00
休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合、翌平日が休館)
場 所 下関市立近代先人顕彰館1階 ふるさと文学館
山口県下関市田中町5番7号
TEL 083-250-7666 FAX 083-231-0469
趣 旨
昭和6年(1931)4月8日、西尾其桃死去。本年は西尾其桃の没後80年にあたります。兵庫に生まれ、後に下関に移住した西尾其桃は、医学を学ぶ傍ら俳諧をよくし、芭蕉の作風を受け継ぐ蕉風の再興に力を注ぎました。その名は全国に知られ、彼が興した俳句機関紙『其桃』には、全国から俳句が投稿されました。その機関紙は今も刊行され、400名を超える会員により支えられています。
また、明治23年(1890)7月20日、清末毛利家に生まれた毛利元恒は、号を碧堂と名乗り、歌作、研究、評論、短歌雑誌『白梅』を刊行するなど、旺盛な活動を行いました。そこに寄稿する人々は日本のみならず、南米からも参加者があったほどです。
この度は、明治から昭和にかけ、下関を代表する歌人・俳人として活躍したこの二人を紹介しようとするものです。
主 催 下関市立近代先人顕彰館
観 覧 料 無料
出品資料 ・「誹諧新式目」 元禄11年2月 洛陽書林刊
・「其桃集」 第一輯
・「碧波 一」 西尾其桃筆
・「津より関へ」 西尾其桃筆
・「子の血汐」 西尾其桃句集
・「書画帖」 毛利元恒筆部分
・「莫忘帖」 毛利元恒筆部分